無理なく計画的にTOEIC800点を目指す方法
TOEIC800点と言われるとこれまで英語学習を全くしてこなかった人からするとかなりのハードルだと感じていませんか?実は僕も全く同じでトップ画像の通りで初めて受験した時は500点くらい取れているかな?と思っていたらまさかの395点でした・・・。
この記事では実体験を元に重要なポイントを抑えつつ800点を目指す方法をお伝え出来ればと思います。
はじめに
どのような人向けの内容か
・色々な理論は試してみたが点数が伸び悩んでいる方
・いつも計画を立て学習するがうまく行かない方
・これからTOEIC学習を始めていくのに参考にしたい方
この記事で分かること
・短期でTOEICの点数を伸ばしていく方法とポイント
・実体験に基づく点数アップのための勉強モデルと教材
筆者について
社会人になってから英語を使った仕事をして行きたいと思いTOEICの学習を始めました。まずは目標点数を800点に設定しましたが、冒頭でもお伝えした通りで初めて受けたTOEICの点数は395点と中々厳しいスタートとなりました。
これまでの学習機会というのも中学卒業後は専門系の高校へ進学し大学も語学とは別専攻であったため、全くと言っていいほど英語に触れる機会はありませんでした。TOEIC学習を始める前までの社会人期間も同様で、正直申し上げると基礎文法も忘れており曜日もきちんとスペルが書けるか不安なレベルでした...。
そんな状況からでも下記点数の推移を経て目標達成することが出来ました。
しかし、ここで重要なのは”無理なく計画的な"学習方法を持つことで目標達成が出来たという点です。それにより9ヶ月で330点UPさせることが出来ました。それをこれからお伝えさせていただければと思います。
学習方法
まず学習を進めていくうえで重要なポイントをまとめます。
1.改善意識を持つ
2.教材を絞る
3.無理のない学習計画を持つ
4.Partごとの勉強方法を持つ
5.本番テストを意識する
そこで、以下のコンテンツに分けて学習方法をご紹介出来ればと思います。
・学習方針
・利用教材
・part別学習方法
・ 学習スケジュール
学習方針
#1.改善意識を持つ
ただ教材を学習するだけで点数が上がれば何も苦労することはないですよね。そうは行かないのがTOEICの難しいところだと僕は思っています。そこで僕はシンプルに方針を固めてひたすらそれを実践して点数を上げることが出来ました。それはテストのスコアシートを元にひたすら弱点に絞って学習を進めることです。
例えば、僕はListeningだと短い会話のスコアが繰り返し低く出ており、なおかつ本番のテストにおいても何度もPart2の問題を聞き取れずに捨ててしまうという状況があったため、Listeningに関してはまずPart2に絞って学習を実行しました。
※勉強方法は別途Part別学習方法で紹介します。
※一例ですが上から1つ目と3つ目の短い会話が点数低い状況が続きました。
↓絞った学習を続けていった結果
※1枚めにお見せしたスコアが左側に対して、右側の通り短い会話が伸びています。
つまるところお伝えしたいことは、闇雲に色んな教材や勉強方法を試すのではなく、"指標(スコアシート)を決めて弱点に絞って改善を行っていく"ことです。
利用教材
#2.教材を絞る
前項でも軽くお伝えしましたが闇雲に色んな教材に手を出す必要はないです。学習環境に合わせて必要な教材を絞り、自己の学習背景に応じて補助教材を足せば良いと思います。
◆利用教材
・メイン教材
・補助教材
・例外
◆学習環境による使い分け
・屋内
└メイン教材すべて
└補助教材
・屋外
└パート5超特急
└金のフレーズ
・気分転換
└Amazonプライム・ビデオ
◆学習背景による補助教材の要否
・基礎文法が出来ている
⇛ 補助教材は不要
・基礎文法が出来ていないor不安がある
⇛ 以下の補助教材を利用
筆者の学習モデル
◆Listening
・公式問題集から1日5~10問を問答 ⇛ ディクテーション ⇛ シャドーイング
・移動時間にスタディサプリでPart2を倍速再生で反復学習
◆Reading
・基礎文法は補助教材を利用し総復習
・Part5はPart5特急と公式問題集を正答率100%になるまで反復学習
・Part7は公式問題集でスラッシュリーディング、即訳、正答率100%なるまで反復学習
・Part6はPart5,7の組み合わせのため気分転換や模擬テストの時に学習
・単語は基本的には公式問題集で分からなかったものを学習し金フレで補助学習
=====
⇛ これだけの範囲のみで反復学習を行い、解答スピードと正答率を上げて行くこと短期的にも点数アップを図ることが出来ました。
Part別学習方法
#4.Partごとの勉強方法を持つ
ここではPart別の学習方法についてお伝えできればと思いますが、全て載せてしまうと非常にボリューミーな記事になってしまうため、それぞれ別記事かつ複数回に分けてご紹介させていただければと思います。
・Part1
・Part2
・Part3
・Part4
・Part5
・Part6
・Part7 ※現在鋭意作成中(3/21)
学習スケジュール
#3.無理のない学習計画を持つ
#5.本番テストを意識する
TOEIC学習における見えない落とし穴といえば"モチベーションコントロール"だと思います。無理にきっちりと計画を立ててみたが、仕事や予想外のイベントによって計画が崩れてしまい頓挫してしまうということは少なくないと思います。
ただ、1日のどこか30分~1時間だけでも時間を確保することは出来ないでしょうか。それが電車の移動時間、朝や就寝前の余裕時間でも構いません。その少しの時間の積み重ねによって点数アップに繋げることが出来ます。
社会人の方にとっては難しいお話かと思いますが、僕もなんとかこの時間の中から学習時間を捻出して目標達成することが出来ました。
それもこれまでお伝えしてきた
・学習方針を定める
・教材を絞る
・Part別の学習方法を持つ
ことにより学習時間の最適化にも繋がっています。
そして具体的にな学習スケジュールの持ち方についてですが、
通常TOEICテストは月一回開催されるので、それをサイクルとして計画します。
◆月〜金曜
・弱点Partに沿った反復学習
◆休日(筆者の場合は土日)
・弱点Partに沿った反復学習
・Part7の精読など時間をかけて行う学習
◆試験前日
・模擬テスト(公式問題集)
・間違った問題の単語、文法、発音練習
★模擬テストについて★
ここで僕が大事にしていることは時間感覚の養成とこれまでの学習振り返りです。要素分解をした学習を続けていくとどうしても本番の感覚から離れていってしまいます。また、TOEICテストはお金も掛かりますし基本月1回の実施と限られているため1回1回の受験は大切にしなければなりません。
それにはスポーツ選手のイメージトレーニングと似たように本番を想定したコンディションを作ることが重要になります。人間、想定外の状況が発生してしまうとうまく思考が回らなくなったりするものですので、なるべくそのリスクをこの模擬テストで下げるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
再掲になりますが以下のポイントを意識することで短期的にTOIEC800点を目指す事ができます。
1.改善意識を持つ
2.教材を絞る
3.無理のない学習計画を持つ
4.Partごとの勉強方法を持つ
5.本番テストを意識する
これらが少しでもTOEICの学習方法の悩み解消や、点数アップの参考に貢献ができていれば幸いです。次回に関してはPart別学習方法について複数回に分けて紹介出来ればと思いますので更新までお待ちいただければと思います。最後まで閲覧ありがとうございました。
【検証してみた】Googleタグマネージャーの仕様変更について
こんにちは。次はprocessingの記事を書くと言いながら、仕事関連の記事を書きます。
2016年の9月にGoogle Tag Managerのタグの仕様が変わりました。
多くのWEB広告代理店やサイト運営者の方は戸惑われたのではないでしょうか。
本記事については、アカウントIDを入れるだけで適応されるサービスであれば特に支障はないと思いますが、ECサイトの仕様上HEADかBODYにしかタグが貼れないから対応できない!なんて方向けに書いています。
そもそも何が変わったの?
以前は、<script>と<noscript>によって構成されており、1つのタグとしてWebサイトの<body>~</body>の<body>タグ直後に設置する形だったかと思います。
それが新しい仕様になってからは下記のような設置方法に変わりました。
恐らく、下記要因で仕様変更があったかと考えられます。
<script>はJavaScript などのスクリプトを記述する為のタグであり、当タグの目的を達成するものです。それに対して<noscript>は、<script>タグが動作しないブラウザの為のタグであり、<body>~</body>にて記述が必要となります。
つまり通常のブラウザであれば、<script>タグが動作してタグの読み込みを行いますが、ブラウザによってはスクリプトが動作しない場合があるので、<noscript>タグでタグの発火を補完しています。
ただ、上記記述した通り<noscript>タグは<body>~</body>での記述が必要になる為、以前の仕様ではHTML基本構文上ではタグ発火の最適化が図れない為、今回のように切り分けを行ったのではないかと考えられます。
実際に検証してみた
ECシステムやWEBサイトCMSの仕様上でHEADorBODYにしか貼れないからタグマネージャーで制御できないんだけどどうしよう・・・。恐らく、これに悩まされている方が一番多いのではないでしょうか?僕の周りでは結構お話を頂いています。
なので、とてつもなく簡単な環境下のもとで下記検証を行って見ました。
- HEAD用タグのみ<head>~</head>に設置
- BODY用タグのみ<body>~</body>に設置
- HEAD+BODY用タグを<body>~</body>に設置
ーーーーーー
検証結果
1.HEAD用タグのみ<head>~</head>に設置
<ソースコード>
<タグ発火確認>
GHOSTERYにて、Google Tag Managerの発火が確認できました。
2.BODY用タグのみ<body>~<body>に設置
<ソースコード>
<タグ発火確認>
GHOSTERYにて、Google Tag Managerの発火が確認できませんでした。
3.HEAD+BODY用タグを<body>~</body>に設置
<ソースコード>
<タグ発火確認>
GHOSTERYにて、Google Tag Managerの発火が確認できました。
まとめ
- HEAD用タグのみ<head>~</head>に設置 GTM発火
- BODY用タグのみ<body>~</body>に設置 GTM発火せず
- HEAD+BODY用タグを<body>~</body>に設置 GTM発火
という結果になりました。そもそも、1つにまとまっていた物が最適化のために、2つへ分裂しただけなので、(3)についてはそれを元に戻しただけです。ただ、1点従来と違う点については、タグ発火後にGTMidを読み込む際、iframeを使っていたのがhttpsで読み込む形に変わっています。恐らく、昨今のセキュア環境推奨な流れと仕様変更タイミング掛け合わさって変更しているのだと思われます。タグの内容及び目的は変わらないので、問題ないと思われます。
ですので、<body>~</body>にしかタグが貼れない仕様になっているWebサイトについては、(3)のやり方で一応タグの発火は出来るのではないかと思います。本記事には記載をしておりませんが、HEAD+BODY用タグを<head>~</head>に設置でもタグ発火が確認できました。
最後に
本記事についてですが、あくまで簡易環境下でタグ発火が出来るかを検証しているだけですので、実運用時にどのような挙動になるかはわかりかねます。ですので、本記事を参考にしたタグマネージャーの運用については、自己責任でお願いいたします。
以上となります。
次は絶対にprocessingの記事を書きたいと思います。それでは。